村田会湘南台内科クリニック:神奈川県藤沢市・内科・呼吸器内科・消化器内科・循環器内科・脳神経内科・小児科・整形外科

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)の
治療

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療

治療方法について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療⽅法を決めるうえで必要となるのがAHIという数値です。

AHIとは・・・Apnea Hypopnea Indexの略です。
睡眠中の1時間当たりのApnea(無呼吸)とHypopnea(低呼吸)の総回数のことです。
無呼吸または低呼吸、いずれも10秒以上持続する場合に「1回」と判定されます。

AHIにより重症度が分類され、その重症度により治療法が異なります。

 

検査結果に基づいた治療⽅法を提案

  • 減量 減量
  • 睡眠体位 睡眠体位
  • マウスピース マウスピース
  • CPAP CPAP

 

減 量

減 量

睡眠時無呼吸症候群の原因の70%が肥満です。肥満を解消するには減量が有効です。しかし、重度の無呼吸症候群の場合は、減量が実施できる状況を作り出すため別の治療を先に行う必要があります。無理な減量を先⾏させると体に悪影響を及ぼす可能性があるので、医師の指導の下で適切な減量を⾏ってください。減量の効果が出るのは体重の5〜10%です。また、⾷事制限のみの減量は筋⾁の減少による体重減となり、脂肪の減少に結びつきづらいので注意が必要です。ウォーキングや⽔泳、サイクリングなどの有酸素運動が脂肪燃焼に効果的です。

睡眠体位

睡眠体位

仰向けで寝ると⾆や軟⾻蓋が下がり、上気道をふさぐため無呼吸症候群の原因になります。寝る時に横向きに寝ると症状が緩和することがあり、横向き寝の効果があるかどうかは終夜睡眠ポリグラフィ―検査でわかります

<横向きに寝る方法>

抱き枕を使う

➡⾃然な体制で側位になれます。他にも横向き寝をサポートしてくれる枕などもあります。

パジャマの背中側にポケットを縫い付け、その中にテニスボールを⼊れる

➡睡眠中に寝返りをうつと、背中のボールが刺激となって体の向きを元に戻すという仕組みです。

いびきを感知して、アラーム⾳や振動で通知する装置もあります。

マウスピース

マウスピース

マウスピースは睡眠中に装着し、⾆や下あごを前⽅にもっていくことで舌の付け根の気道に空間を確保します。
気道の閉塞を防ぎ、無呼吸を起こしにくくします。⻭科装具は専⾨医と連携を持つ⻭科医師によって患者様個別に作成します。医療保険の適⽤となるため1万円程度の費⽤で作成することができます。いびきだけの患者様軽〜中等度までの睡眠時無呼吸症候群の患者様に勧められます。

CPAP(経⿐的持続陽圧呼吸療法装置)

CPAP(経⿐的持続陽圧呼吸療法装置)

CPAPはマスクを通じて⿐から気道へ空気を送り込むことで、上気道の閉塞を取り除き、睡眠中の気道を確保します。

ほとんど全ての無呼吸症候群の⽅に有効で、副作⽤も少なく多くの患者様の治療に使われています。

CPAP装置は健康保険適応となり、3割負担の方で月々約5,000円となります。

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