村田会湘南台内科クリニック:神奈川県藤沢市・内科・呼吸器内科・消化器内科・循環器内科・脳神経内科・小児科・整形外科

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原因・仕組み・症状

原因・仕組み・症状

睡眠時無呼吸症候群(SAS)に
なりやすい人(原因)

肥満体型 肥満体型

肥満になると、脂肪が気道にも付き狭くなってしまうため、息を吸った時に気道の壁も一緒に吸い寄せられて閉じやすくなってしまいます。

気道が狭い 気道が狭い

首が太い・顎が小さい人は、気道が閉塞しやすく空気の通り道が狭くなるためSASになりやすい傾向があります。

生活習慣病がある 生活習慣病がある

・扁桃腺肥大・下顎発育不全(小顎症など)・内分泌疾患(甲状腺機能低下症、末端肥大症、糖尿病など)・変性疾患(筋緊張性ジストロフィー症・脊髄小脳変性症など)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)発生の仕組み

ストローの端をふさいで、息を吸った状態を想像して下さい。吸い始めるとストローはつぶれて、何も通さない状態が起きます。これと同じような事が睡眠中の上気道でも起こることで、無呼吸が発生します。
睡眠中には、咽頭の筋肉や舌が緩み、さらに気道が狭くなります。このような状態で息を吸うと、
肺で生じた陰圧によって狭い気道はより狭くなってしまいます。

睡眠時無呼吸症候群発生の仕組み

窒息する可能性は・・・?

無呼吸状態が発生すると説明すると『窒息して死んでしまうのでは・・・』と心配される方も多いのですが、そのような事は普通はおきません。無呼吸が続くと、自然に脳が短時間だけ目覚めて上気道を拡げる様に制御し、息を吸えるようにします。窒息する事はないのですが、無呼吸におちいるたびに目覚めてしまうので、睡眠が浅くなってしまうのです。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状

いびき

いびきの程度は様々ですが、動物の唸り声のように激しいこともあります。いびきの繰り返しの後に、10秒以上、時には60秒以上無呼吸状態となり、その後再び激しいいびきとともに呼吸が再開します。

激しい体動

寝返りが多く、夢遊病者のように動き回ることもあります。

居眠り

無呼吸のために眠りが中断され熟睡できず、どんなに⾧く眠っても脳は十分休むことができないため、昼間ひどい眠気に襲われます。このため1日中頭がボーっとし、耐え難い眠気に襲われ無意識に眠ってしまうのです。

頭痛

睡眠中に呼吸が止まることにより低酸素状態となり、体の中に炭酸ガスがたまります。そのため起床時に頭痛を感じることが多くなったり、目覚めのすきっり感が無くなったりします。

心・血管系異常

無呼吸になると酸素が体にいきわたらないため、低酸素血症になります。さらに、高血圧・心筋梗塞・肺高血圧・心不全などの合併症が起き、その結果不整脈が起きて睡眠中の突然死につながります。

例えば・・・

イライラして興奮しやすい
小さなことで文句を言ってしまう
小言が多くなる
怒りの感情を抑えられなくなる
やる気が無くなり、うつ状態になるなど

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